出張先で・・・２

出張２日目、名古屋をあとに一路山梨県に向かってスタートです。

２日目も快晴、北風が強く前日より冷え込みが厳しいなか中央高速で目的地に向かいます。

途中、朝食を取るため内津峠PAに寄り、自分は味噌煮込みうどんを営業Tさんは台湾ラーメンのお土産をそれぞれ購入、後で分かったんですが台湾ラーメンはすごく有名みたいで、後日Tさんが食べたところかなり美味かったそうです。

自分も購入しとけばと今さらながら後悔しております。

内津峠から先は雪です、路面に積もるような雪ではありませんが、慎重に車を運転、安全第一の精神で山梨県に向けレッツゴー!

トイレタイムの諏訪湖は寒いですが景色は抜群

午後１：３０に山梨県に到着、この日のお取引先様と打ち合わせ中にその時は来ました。

最初は縦に小刻みに揺れ始め、そこから横にゆらゆらと、次の瞬間大きく横にグラグラッと「キャーー！でかいぞ」、お取引き先様事務員の女性の方達が動揺しております、製品見本陳列棚の製品がパタパタと倒れ、壁に掛けてある感謝状や賞状が落ちそうなのでお取引き先社長様と３人で物を抑えます。

かなり長く揺れていた記憶が有ります、緊張がほぐれたのか妙にトイレに行きたくなり小用中に再びその時はやって来ました。

「あ～もう終わりだ」と一瞬思いましたが、急には止まりません。

全部出し切り、次に来るかも知れない余震に備えます、２～３回ぐらいの余震の後、会社が心配になり携帯電話で掛けますが全然繋がらず（ドコモは駄目です）Tさんの方も繋がりません（auも駄目）急いで帰ることに、途中の信号も停電、なんと中央高速も通行止め（ガーン）甲州街道をひたすら東京方面に向かいますが八王子付近から渋滞で動きません、その間も自分の電話は繋がらず、Tさんのau携帯が奇跡的に営業Tさん（別のTさん）に繋がりました。

当社工場は大丈夫ですが、２階事務所はスチールラックの書類、食器等が落ちるなどかなり酷いようです、幸い怪我人などは無く一安心。

横浜工場は結局その日は連絡が付かず（後日、大丈夫ですと報告をもらいこちらも一安心）結局自宅に戻るまでに１０時間かかり、途中帰宅困難な方が徒歩で東京方面から列をなして歩いておられました、中には足を引きずるように歩いており災害時の都市機能の麻痺をまざまざと見せつけられました。

地震発生から約２週間ぐらいたちますが、原発問題も予断を許さない状況です。

今、自分たちの出来る事を一生懸命にやろうと思います、それが少なからずこれからの復興の為になるのであれば。

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2011年3月24日10:23 AM｜カテゴリー：社長ネタ