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> 2011年07月

止まり穴ホーニング

ホーンニング加工において止まり穴ホーニングの加工依頼がよくありますがホーニングで止まり穴の加工を行う場合には底部に逃げ加工がどうしても必要となります。

本来ホーニングでは砥石長さの3分の1長さを加工ワーク両端から出すのがセオリーで、この3分の1長さをキープできなければ内径寸法は研削するごとに両端が小さくなっていきます、止まり穴の場合はこの3分の1長さをワーク底部から出すことができない為、ホーニングで研削すればするほどに底部寸法が小さくなってしまいます。(止まり穴底部が尻つぼみ状態になる事)

ただ底部に袋穴の逃げ加工をする事と止まり穴専用のホーニングヘッドを用いる事で、内径寸法をストレートに整えることができます。

では「どれくらいの長さの逃げ加工が必要なのか?」と思う方も多いと思いますが、それは加工内径によっても変わってしまうのでケースバイケースになりますが、止まり穴のホーニング加工でご質問やご要望が御座いましたらお問い合わせ下さい。

ちなみに写真の止まり穴は逃げ加工10mmで加工内径はφ250です。

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