スクリュー付きシリンダー
いつもお世話になっているお得意先様からこんなスクリュー付きシリンダーの内径ボーリングとホーニング加工依頼が・・・
ごっつい羽がついています・・・・(幅が700mm以上)
内径ボーリングの時は両端にチャックの掴み代が有りましたが、機械加工で丈が決まると羽の一部が出っ張ってて真直ぐ立ちません。
本体の真ん中に開口部が有りますが、この部分は逃がして(ホーニング部分よりも寸法が大きい)あるので片側ずつホーニングするんですが、羽の出っ張りが・・・・・・
横に寝かして横型でと思いましたが、やっぱり羽が邪魔して本体を受ける事が出来ず断念。
やっぱりバーティカルでトンボ(両側を交互に加工)することに決め、羽の出っ張りは本体端面に下駄を履かせてかさ上げしてセットする方法で羽の出っ張りがベットに当たらないように治具製作しました。
セット出来れば後は問題なく、取り代約0.3mmをホーニングで削り公差内で仕上げて完了です。
開口部が有るとホーニング不可になってしまいますが、加工の手順や治具で対処する方法もございますので、お気軽にご相談下さい。
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2011年12月7日9:41 AM|カテゴリー:ホーニング