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秋の東京湾奥干潟へ

季節は早い物で10月に入り今年も残す所あと2か月になりました。

今年の夏の暑さにやられしばらく釣りに出かけておらず、気温低下と共に秋のシーバスシーズンもそろそろの頃だろうと、東京湾奥干潟に調査しに行ってまいりました。

大潮まわりの満潮から下げ潮を狙い、朝4時30分に出発。

約30分の道のりを「今日は絶対にボーズ(釣れない事)は無いだろう!」

と、期待感に胸を膨らませ一路東京湾奥某干潟へ。

高速を降りて港が見えてくると「あれ、水の色が変じゃないか?」と……….

朝食を済ませ準備万端でいよいよ干潟に出ました、満潮からの下げがちょうど始まった感じで入水です。

嫌な予感が当たってしまいました。

ターンオーバーで青潮の発生です。

海水温がここの所の雨と気温低下で表層温度が下がり、北寄りの強めの風で底層部分と表層部分で急激に海水が入れ替わる事で底部分のヘドロを巻き上げて海水がバスクリンを入れた様な色になり臭気を放っております。

こうなると海水中の酸素濃度が低下し、まさに酸欠状態です。

もはや釣りどころではありませんが、一通りルアーを通してみますが反応はまったく無し魚探を装備しましたが、生命反応が全くありません。

分かりにくいですが、東京スカイツリーが見えます。

3時間ほどで干潮になり終了~。 はい、ボーズです。

浜まで戻ってくると、入る時は満潮で気づきませんでしたが、アサリやカニ、ゴカイ、マテ貝、エイなどが干潮で剥き出しになった干潟に大量に死んでおり、そこは死の海になってました。

全滅かと思いましたが、小さなカニなどは元気に動きまわって干潟を掃除しており、ごく僅かに残った東京湾奥干潟の生命力を感じました。

 

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