ホーニング ガラス管 その2
梅雨前線の上がり下がりで気温差が激しく、昨日までは比較的に涼しい気候でしたが、今日の関東地方は梅雨の中休みで、朝から気温が上昇し真夏日となっております。
表題のガラス管ホーニング加工ですが、治具製作が完了していよいよホーニング作業を開始。
最初の一本目をスタートした後、ストローク2往復で「バリ・バリッ」・・・
割れてしまいました。
ガラス管の剛性が予想以上に弱く、2本目、3本目も同じようなところで割れてしまいます。
テスト管は全部で10本支給してもらいましたが、この時点で早くも暗礁に乗り上げてしまい、拡張圧、砥石、治具を再度見直す事になり、試行錯誤してようやくストレート加工では割れなくなりましたが、今回の要望はさらに内径をクラウニング加工する事も必要です。
まず不規則なガラス管内面をストレート形状にしてからクラウニング加工に移りますが、今度はクラウニング加工時に最終目標寸法まであと0.02mmの手前で割れてしまいました。
この時点でお預かりしていた10本全て大破。 ガックリ!
その後、サンプル3本を目標値に寸法調整し面粗さなどの課題も残っておりますが、提出する事ができました。
まだまだクリアしなければならない課題が残っておりますが現在もテストは継続中です。
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